習い事を長く続ける、辞めたいと思う気持ち

私はお三味線を二十年以上習っていますが、自分でもこんなに長く通い続けたのは驚いています😅
教室が近所ということもありません。地下鉄に乗って降りたら15分ぐらい歩く距離でしたし、仕事は正職員でしたし、趣味で管楽器のバンドを主催していてボランティア演奏もしていたので時間が余っていたわけでもありません。結婚後は二人分の育児休暇を合計一年半頂きながらも続けました。

習い続けることに不安がでるのは、まずは上手くなれるのかなと不安になったとき、次にある程度弾けてきたけどルーチンワークのように感じてなぜ習っていたのか分からなくなってきた時、そして私何やってるんだろう、となることだと思います。
私もなぜ続けているのか分からなくなった時期、特に師匠に何も話していないのに師匠に「年数たつとね、どうして習ってるか分からなくなる時もあるけど、そんな時は私とおしゃべりしに来てると思いなさい😄ふふふ✨」
師匠は心も読めるのか、いや私の態度がそんなに悪かったのかと、一瞬で緊張しましたが、しゃべるだけでも良いのか・・と気楽になったような。
結局、お三味線が好きなのは変わらないし開き直って続けました。

(あきらめる気持ちについては、また別にいつか書きたいと思います)

一番は、好きだから始めた・憧れていたから始めたという気持ちを忘れないことです。
ほんの少しでも好きなものに関わって行けたら、派手に目立たなくても褒められなくても、私は楽しいです。
辞めるのは簡単です。続けるのはすごいことです。

今私が楽しみにしているのは、師匠に「地味でもなんでも、真面目にコツコツ長くやっていれば、いつか何か良いことがあるかも?しれないよ😄」
と言われたので、これからどんな良いことがあるのか、本当に楽しみにしています。

藤本流三味線教室 仙台

成人の部は女性のみの教室です