楽器は大切に2

楽器を扱う人はまず最初に注意事項を説明されます。
楽器によって違いますが、お三味線の場合は
・またがない
・直射日光注意、車に長時間置かない
・湿気、水注意
です。

中でも、またがないというのは多くの楽器に言われます。
つい意識せずにうっかりまたいでしまったことは、本当のことを言うと私はあります。
しかし、それでつまづいて転ぶなんてことは滅多にありません。

と、思ってました!

我が子がやりました・・。
お三味線ではありませんが、楽器をやっています。今はレンタルです。
またいでつまづいて転びました。当然壊れました。

優しいお母さんなら「ケガはないかしら?」と心配して言うのかもしれませんが、部屋でつまづいて絨毯の上で転んだ程度です。
ルールを守らず大切な楽器を破損させたことの方が問題なので、親としてはきっちり言うべき場面と判断しました。

楽器を大切にしない人は上手にならないよ、
と小さい頃から言っていました。
本人も重大さを理解したことでしょう。

「楽器をまたいではいけない」
残念な形で証明されました。

不幸中の幸いで(親的に)修理費用は一桁万円で済みましたが、壊れた部品を楽器屋さんから渡されて帰ってきた我が子は落ち込んでいました。

藤本流三味線教室 仙台

成人の部は女性のみの教室です